大谷選手の愛犬デコピンは「コーイケルホンディエ」という犬種です。この前始球式を完璧にこなすという、頭の良さと美しい姿に目を奪われましたね。
そこでふと思ったんです。「うちのしろんぴと似てないか？結構大きいし、ボーダーコリーと近い犬種なのかも・・・」と。
ということで、今回は違いを探るべく調査してみました。
結論としては、ボーダーコリーとコーイケルホンディエのどちらも非常に賢く愛されている犬種ですが、違いがいくつかありました。
ボーダーコリーの特徴
起源と用途
ボーダーコリーは、イギリスとスコットランドの国境地域で羊の牧羊犬として発展しました。その名の通り、「ボーダー」は国境を意味し、コリーはスコットランドで「牧羊犬」を指します。ボーダーコリーは、その優れた知能と機敏な動きで知られ、現在でも牧羊犬として高く評価されています。
外見と性格
ボーダーコリーは中型犬で、体高は約45〜55cm、体重は14〜20kgです。20kgを超えると大型犬扱いになったりします。
被毛はダブルコートで、通常は白と黒のコントラストが特徴的です。他にもレッドやブルーなどもいます。
性格は非常にエネルギッシュで、運動量が豊富な犬種です。知能が高いため、しつけや訓練に向いていますが、精神的な刺激を必要とするため、活発な活動が不可欠です。
コーイケルホンディエの特徴
起源と用途
コーイケルホンディエは、オランダ原産の小型狩猟犬で、水鳥の狩猟に使われてきました。この犬種は、「デコイ」と呼ばれる罠に水鳥を誘導する役割を果たしており、猟犬としての歴史を持っています。
デコイはその名の通り、「（鴨猟の）おとりの犬」という意味になります。 オランダやデンマーク、ドイツ北部などでは古くからエンデコーイ（狩猟）が行なわれており、相棒として活躍していたということです。
日本では、特に大谷翔平選手の愛犬「デコピン」として知られるようになりました。
外見と性格
コーイケルホンディエは中型犬で、体高は約35〜40cm、体重は9〜15kgです。
白を基調にした被毛に、オレンジ色の毛が特徴的です。
性格は穏やかでフレンドリー、かつ知的で、家庭犬として非常に適しています。活動的でありながらも、穏やかな一面を持っており、しつけもしやすい犬種です。
それでは比較画像
ボーダーコリーの方が大きいというか太く見ますね・・・うちの子だからかな？
あと耳が思ってたより違いますね。コイケルは垂れ耳で、ボーダーは立ち耳です。
それ以外はほぼ一緒・・・
そもそもコリーとスパニエル（コイケル）の違いって？
コリーとスパニエルは、犬種として異なる歴史と特徴を持っています。
コリーは、主に牧羊犬として発展しました。ボーダーコリーやラフコリーなど、コリー犬種は高い知能と牧羊能力で知られています。これらの犬は、エネルギッシュで仕事をこなすことが得意です。
一方、スパニエルは、主に狩猟犬として発展しました。キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルやイングリッシュ・スプリンガー・スパニエルなど、スパニエル犬種は優れた嗅覚と忠実な性格で知られています。これらの犬は、鳥猟などで活躍してきました。
外見と性格の違い
コリー犬種は通常、長い脚と体高があり、被毛は豊かで、特にラフコリーはその美しい長い被毛で知られています。性格は、知的で忠実、かつ訓練しやすいことが特徴です。
スパニエル犬種は、コリーに比べると体格がコンパクトで、耳が長く垂れ下がっているのが特徴です。被毛はシルクのような質感で、フレンドリーで社交的な性格を持ち、家庭犬として非常に人気があります。
利用と目的の違い
コリー犬種は、牧場での作業犬としての歴史を持つため、仕事をする犬としての本能が強いです。特にボーダーコリーは、訓練を通じて複雑な指示を理解し実行できる能力があります。
スパニエル犬種は、狩猟の補助として発展してきたため、嗅覚が鋭く、狩猟本能が強いです。スパニエルは、特に鳥猟においてその能力を発揮し、今日では家庭犬としても親しまれています。
違いのまとめ
ボーダーコリーとコーイケルホンディエは、どちらも知能が高い犬種ですが、その用途と性格には違いがあります。ボーダーコリーは牧羊犬としての強い本能を持ち、運動量が多いアクティブな犬種です。一方、コーイケルホンディエは狩猟犬としての歴史を持ち、家庭犬として穏やかな性格を持ちながらも活動的な面があります。
しろんぴは今年で14歳で、夏の暑さにやられてました・・・特に腰回りが衰弱しているようで、散歩もフォローしてあげないときつい状態です。なんとか涼しくなってリハビリして持ち直して欲しいところです。
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