北の玄関口と言われる千歳市の下にある苫小牧市です。初見で「とまこまい」と読める人はまずいないと思います。ただ、高校野球を知っている方なら2連覇を達成した駒大苫小牧から何故か読めるかもしれません。
また、関東圏のバイク乗りは大洗から太平洋フェリー（新日本海フェリーのパターンもありますが）を使って北の大地に乗り込むことも多く、旅の拠点になりやすい場所となっています。
苫小牧市 – 北海道の港町の魅力
位置と概要
苫小牧市は北海道の南部、太平洋に面する港町です。ウトナイ湖や樽前山など多くの自然や観光スポットが点在しています。
また、北海道の物流の要所として、多くの貨物が出入りする大きな港があります。
それゆえ、幹線道路は片側４車線ととてもスケールが大きい道路になっています。トラックが多いことやスピードを出す車が多いため、走行には注意しましょう。
自然の魅力
苫小牧市は美しい海岸線や山々に囲まれています。特に夏には多くの人々が海水浴や釣りを楽しむために訪れます。また、市内には多くの公園や自然保護区があり、四季折々の風景を楽しむことができます。
産業と経済
苫小牧市は、港湾都市としての役割を果たしており、多くの工業地帯が存在します。特に、製紙業や製鉄業が盛んで、多くの製品が日本全国や海外に輸出されています。
有名なのは王子製紙で、街には王子グループの病院などがあります。
観光スポット
苫小牧市には多くの観光スポットがあります。例えば、苫小牧港を一望できる「緑ヶ丘公園」や、海鮮を楽しめる「海の駅 ぷらっとみなと市場」などがあります。（向かいに有名なマルトマ食堂があります。）
グルメ
苫小牧市は新鮮な海の幸が豊富で、特に魚介類や海藻が人気です。また、ジンギスカンやラーメンなど、北海道ならではのグルメも楽しむことができます。
海の幸だけではないところが苫小牧の魅力といえます。
快適な滞在 – グランドホテルニュー王子
苫小牧市の中心部に位置するグランドホテルニュー王子は、都会の喧騒から離れた静かな時間を過ごすのに最適なホテルです。ホテルの内装は洗練されており、モダンかつ上品な雰囲気が広がっています。
苫小牧の中では大きなホテルとなっており、団体客が来るだけでなく、挙式や宴会などにも対応しています。
今回宿泊したのは「デラックスコーナーダブル」という部屋で角部屋になります。とても広い部屋で快適に過ごせました。
料金は2人利用で素泊まり15000円で、1人換算だと7500円です。都心だとビジネスホテルも泊まれるか怪しいレベルですね・・・
絶品グルメ – ジンギスカンらむらむ
北海道苫小牧市の繁華街・錦町に位置する「炭火生肉ジンギスカンの店 らむらむ」は、ジンギスカン愛好者には絶対に外せないスポットです。
店名は「らむらむ」となっていますが、実は使用しているのは「マトン」です。マトンは羊肉本来の味があり、良質の脂が特徴で、北海道ジンギスカンの元祖とも言われています。
また、野菜は産地直送の玉ネギ（札幌黄）を使用し、自家製醤油ベースのあっさりとしたタレで提供されます。
店内はコの字のカウンターで12席ぐらいしかないこじんまりとしたお店なので、電話で予約することをお勧めします。
このタレが絶品で、デフォルトではすりおろした胡麻が入っており、風味豊かです。そこになんとオリジナルブレンドの辛くない唐辛子とニンニクを入れることで旨さが倍増します。ビールとご飯が止まらなくなるのでぜひ満喫してください。
店舗情報:
- 住所: 北海道苫小牧市錦町2丁目3-18
- 電話番号: 090-3776-2564
- 営業時間: 18:00～22:00（ラストオーダー21:30）
- 定休日: 日・祝
18時の開店と同時に入りましたが、家族で来られたり、1人でしっぽり楽しんでいる方などですぐに埋まってしまいました。常連さんも予約なして来ましたが席がいっぱいで断っていたり、人気店なのがよくわかります。
ご夫婦で切り盛りされているのか、お二人とも楽しそうで最高でした。リピ確定です。
ジンギスカンの他にもろきゅうやアスパラ、こにく（鳥のセセリ）を注文し、締めにご飯にタレをかけてお茶漬けのスープをもらいます。タレの底に沈んでいる具材を全て入れるのが一番美味しい食べ方だそうです。
まとめ
苫小牧は札幌や旭川、函館に続く大きな都市で、海や山に面していることから、どちらの食材もおいしくいただけます。北海道全体から見ても、中央付近に位置しているため、道南、道東にもアクセスが良いです。
有名なマルトマ食堂などに目が行きがちですが、焼き肉なども美味しいので、ぜひ色々お店を開拓してみてください！
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