今回は南海難波駅から徳島駅までの様子をお届けします。ルートについては上のプロローグの記事をご覧ください。
南海難波駅〜和歌山港駅
南海難波駅について
南海難波駅は、大阪市中央区難波に位置し、南海電鉄の主要なターミナル駅です。関西国際空港および和歌山県方面や高野山への玄関口として多くの旅客に利用されていています。南海本線と高野線の2路線が乗り入れており、特急「ラピート」を始め、急行、空港急行、準急といった多彩な種類の列車が発着します。ちなみに、高野線の各駅停車する種別は「各停」と呼び、南海本線の各駅停車する種別は「普通」
また、大阪メトロ御堂筋線や近鉄難波線、阪神難波線など他の主要路線との接続も良好なことが特長となっているほか、少し離れたところにJR難波駅や高速バス乗り場など、便利な乗り換えポイントとなっています。
駅の周辺にはなんばCITY、なんばパークスといった大型商業施設が立ち並び、ショッピングやグルメを楽しむ人々で賑わっています。最近はなんばパークスサウスがオープンし、ホテル京阪やセンタラグランドホテル大阪があります。
観光名所の道頓堀や黒門市場も徒歩圏内にあり、リーズナブルな飲食店から高級レストランまで様々な食文化を堪能できるエリアとしても知られています。駅周辺のにぎわいはまさに大阪のミナミを代表する繁華街として多くのインバウンド客が訪れます。
特急サザン
特急サザンは南海本線の難波〜和歌山市を結ぶ特急で、一部和歌山港までを結びます。(和歌山港直行は1日2本で、それ以外は和歌山市駅で乗り換えが必要です。)
車両については和歌山市方面向かって前4両は座席指定車となっており、特急券が必要です。全区間520円です。ちなみに、後ろ4両は普通車なので乗車券のみで乗れます。
車両も古いタイプもあれば、サザンプレミアムと呼ばれる新造車両が充てられることもあります。
今回はサザンプレミアムでした。個人的に座り心地や静粛性的に古い方が好みだったりします・・・ボロいけど・・・
1時間と少しで和歌山港駅に到着します。和歌山港駅と和歌山港フェリー乗り場までは歩道橋で繋がっているので矢印通りそのまま進みます。出口も一つなので迷うことはないでしょう。
和歌山港〜徳島港
和歌山港
和歌山港は徳島港を結ぶ南海フェリーが発着しています。約2時間半おきに1日8本和歌山港から出発しています。所要時間は2時間15分ほどで料金は片道2500円となっています。Web割引やとくしま好きっぷというフェリー代と南海のどの駅でも降りられる切符付きの券もあるのでお得に旅行したい方におすすめです。
ちなみに今回はWebで予約したのですが、乗船時にメールと名前を伝える必要があるので準備しておきましょう。
和歌山駅から歩いて5分ほどですが、乗船口に到着です。まだ乗船開始していなかったので時間にはかなり余裕があります。今回乗るのは新しい方の「あい」でした。もう一隻は「かつらぎ」です。
和歌山港と徳島港で乗船位置が変わります。また、デッキに上がりたい場合は船内からか、こちらの出入り口横の階段を使って上ることができます。
船内は座席タイプとカーペットタイプがあり、どこでも好きに使うことができます。仕事をしたい方は仕事用のスペースもあるのでそちらを使うと良いでしょう。また、グリーン席が備わっており、500円追加料金を支払うと少し豪華な座席になります。
このフェリーは「パンダフェリー」として白浜にあるアドベンチャーワールドとコラボしていました。至る所にパンダやアドベンチャーワールドの写真が飾られており、パンダと記念撮影もできます。しかも小物付き!さらに船内にある合言葉を見つけて、各港の窓口に伝えるとステッカーがもらえます。先着順で各港でデザインが違うようなので是非!私は徳島港でもらいました。
デッキから和歌山港駅を見ることができます。デッキも広いです。二段になっているのですが、一番上は少し狭いため、座席などはありません。
南海フェリーの萌えキャラの「阿波野まい」ちゃんがいました。もう1人、「高野きらら」ちゃんもいるようです。少しブログを書きながら、カーペットでゴロゴロしながら過ごしていると、あっという間に徳島港に着きました。揺れはほとんどなく快適でしたが船に弱い方は酔い止めを飲んでおきましょう。
徳島港
船は定刻通り徳島港に到着しました。徳島港は南海フェリーの他に、オーシャン東九フェリーの沖洲フェリーターミナルもあり、東京、九州へ行くこともできます。(少し離れた場所にあります。)
こじんまりとした営業所で、ここから徳島の中心地や駅に行くにはバスに乗ると楽に移動できます。今回は徳島の観光もしたかったので、徒歩で徳島駅に向かいました。結構面白い発見があって楽しかったですよ。
徳島港〜徳島駅
ざっと1時間ぐらいですね。実際は徳島城跡などを歩いて回ったのでもう少しかかりました。
うどんと書かれて看板にバイク館と書いてあるお店や、数m先にファミマが2軒あるなど港からすぐのところで面白さ全開でした。イオンなど海に近いところには水を防ぐ可動式の門が設置されていました。海の街ならではな光景です。
徳島城跡の公園には謎の足だけオブジェが・・・結構怖いんですが。。。
徳島城跡は徳島駅の裏手にあるので、JRの車庫が丸見えです。柵とかないのでイタズラとか大丈夫なのか不安になりました。とはいえ、作業員の方が列車を洗車している風景など見れてほんわかしました。
表に回って徳島駅に到着です。表側は立派ですね。次に乗る列車まで15分ほどなので急いで切符を買いホームへ向かいました。
その②へ
動画で様子を見たい方はこちらのチャンネルからどうぞ!
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