2025年のゴールデンウィーク(GW)は、4月26日(土)から5月6日(火・振替休日)までの11日間とかなりの大型連休になります。
中身は前半が飛び石連休、後半が4連休という日並びとなっており、旅行や帰省の計画を立てる際には混雑状況の把握が重要です。
高速道路や新幹線の混雑予想、旅行動向などを各種公式情報や旅行会社のデータからまとめてご紹介します。
高速道路の渋滞予測
渋滞のピーク日
- 下り方面:5月3日(土)・4日(日)
- 上り方面:5月4日(日)・5日(月・祝)
主な渋滞予測区間
- 東北自動車道(下り)羽生PA付近:5月3日(土)7時頃をピークに最大40kmの渋滞予測
- 関越自動車道(上り)坂戸西スマートIC付近:5月5日(月・祝)15時頃をピークに最大40kmの渋滞予測
NEXCO東日本の予測によると、10km以上の渋滞回数は下り線で41回、上り線で70回、合計111回と予測されています。
これは昨年の実績(129回)よりも減少していますが、依然として多くの渋滞が予想されます。
特に5月3日から5日にかけては大規模な渋滞が発生する可能性が高いため、時間帯やルートの調整が推奨されます。
また、NEXCO西日本では、2025年度以降、ゴールデンウィーク期間中の休日割引を適用しないこととしています。
これにより、渋滞の緩和が期待されています。
新幹線の混雑予測
混雑のピーク日
- 下り方面:5月3日(土)
- 上り方面:5月5日(月・祝)
新幹線の指定席は、ピーク日の数日前から満席になることが予想されます。
特に5月3日と5日は混雑が集中するため、早めの予約が推奨されます。
東海道・山陽新幹線ではのぞみの自由席はなく、全車指定席になるので注意が必要です。
ひかりや他の新幹線の自由席を利用する場合も、始発駅からの乗車や時間帯をずらすなどの工夫が必要です。
旅行動向
国内旅行
- 旅行者数:約2,290万人(前年よりやや減少)
- 平均旅行費用:約36,600円(前年並み)
- 人気の旅行先:東京都、大阪府、北海道、沖縄県、福岡県
楽天トラベルによると、大阪府は予約泊数が前年同期比で1.3倍超と大きく増加しています。
これは、2025年に開催される大阪・関西万博や新たな商業施設の開業などが影響していると考えられます。
海外旅行
- 旅行者数:前年同期比で約3%減少
- 平均旅行費用:約203,000円(前年並み)
- 人気の旅行先:韓国、台湾、東南アジア、ハワイ、ヨーロッパ
HISのデータによると、出国のピークは5月3日、帰国のピークは5月6日と予想されています。
近場の海外旅行先が人気を集めており、旅行日数は4日間が最も多くなっています。
まとめ
2025年のゴールデンウィークは、前半が飛び石連休、後半が4連休という日並びの影響で、後半に混雑が集中する傾向があります。
高速道路や新幹線の混雑ピークは5月3日から5日にかけて予想されており、旅行や帰省の計画を立てる際には、混雑予想を参考にして時間帯やルートの調整を行うことが重要です。
また、旅行先の選定や宿泊施設の予約も早めに行うことで、快適なゴールデンウィークを過ごすことができるでしょう。
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